ポルシェ 911の有名なクレームといえば本来は901というコードだったのにプジョーが商標登録していたというのが有名ですが、クレームなども取り上げてみましょう。
ポルシェ 911は356の後継車として開発されていたスポーツカーなのですが、このポルシェのスポーツカーの開発コードは901というコードで呼ばれて開発されていました。そして911は発表当時901とされていましたが、プジョーが真ん中が0の3桁の数字をすべて商標登録していたために、プジョー側からクレームがつきポルシェ901は911に変更されたというのは有名なクレームのひとつではないでしょうか。
ここで911の原型となる356について話しておきましょう。ポルシェは、フォルクスワーゲン・タイプ1を設計した技術者の、フェルディナント・ポルシェの息子のフェリー・ポルシェによって設立された会社で、初めてのスポーツカーがポルシェ356であるわけです。資材の調達が困難な戦後のためビートルの部品を使った部分がおおいポルシェ最初のスポーツカーです。
このクレームはポルシェから日産に向かって出されたクレームで、おもしろいクレームなのですがあまり有名でないのでここで書きたいと思います。日産のスポーツカーといえば、今はGT-Rですよね。セダンっていえばセダンですが。日産にクレームをつけたのは、R35型 2007年のあのGPSと連動した、サーキットでしか180Km以上を出すことができない、GR-Rに関してのクレームなのです。
ことの起こりは、2008年4月に日産のGT-Rがニュルブルクリンクで7分29秒とそのときの市販車最速タイムを記録したことに始まります。そりゃあポルシェだっていい気はしませんよね。ポルシェが世界一早いっていいたいんだから。それに疑問を抱いたとなっていますが、対向したのでしょうが、ポルシェは日産のGT-Rを購入ました。お金持ち!あたりまえだって。
ポルシェは日産のGT-Rをニュルブルクリンクに持ち込んで、なおかつ911ターボ、911GT2も持込テストしました。結果はGT-Rは7分54秒、911ターボは7分38秒、911GT2は7分34秒というタイムで日産の発表したタイムよりもポルシェがGT-Rをテストしたタイムは25秒も遅かった上に911ターボや911GT2よりも遅かったのです。
そこで出した日産へのクレームは、日産のGT-Rは市販車とは違う状態で走行したのではないか。というものでした。スリックタイヤというレーシング用のタイヤを用いていないかということです。日産はそれに対してはランスリックタイヤを用いて走行した。タイムの違いはドライバーの違いであるという風に反論しています。日産のドライバーは鈴木利男さんで元F1レーサーで今は日産のチーフ、ポルシェは元WRCのドライバーのWalter Rohrlさん。
ドライバーの差、そして日産のGT-R走行はダンロップで、ポルシェ911はブリジストンのポテンザをはいたといいます、それで25秒の差がでるのか、それとも市販車の常態か、それともドライバーなのかといまだに喧々諤々の状態だそうです。どちらも世界で相当早い車に間違いはないのですが、こんなクレームもあるのですねとびっくりしました。